2018年冬 網走で流氷を見る | |
冬の北海道といえば,流氷である。 2018年2月末。網走を訪問した。 冬の北海道旅行は,悪天候に巻き込まれることが多い。 今回も案の定,飛行機は,新千歳空港着陸直前に,噴火湾上空を 旋回しはじめた。 大雪で滑走路が閉鎖されているらしい。10回くらい旋回して, やっと着陸した。 |
|
今回の予定は,新千歳空港到着後,女満別行きの飛行機に乗り換 えて網走のホテルに泊まる予定だった。 大雪のため,女満別行きは欠航。 もう午後7時なんですけど。どうすればいいの? 新千歳空港で,急遽レンタカーを借り, 吹雪の中を350km離れた網走に向かう。 午後10時半に旭川。午前0時半,遠軽に到着。 網走のホテルに到着したのは午前2時だった。 ホテルのおじさんに 「よく来たねー。なんか網走で大事な用事があるの?」と聞かれた。 |
|
翌日は,晴れ。 網走の流氷観光船,オーロラ号に乗る。 流氷の密度が高すぎて,港から外に出られないらしい。 したがって,港内をぐるぐると何周も回る。 それでも氷を割って進む感じは十分体感できる。 それにしても、中国人と韓国人が多い。 |
|
釧網線,北浜駅 大阪の北浜駅とは大分違う。 流氷に一番近い駅として,結構有名である。 |
|
駅の待合室の壁には,名刺や切符が大量に貼られ, 鉄道ファンの,ある意味「聖地」となっている。 |
|
写真で言うと,列車の右側はオホーツク海なのだが, 流氷で覆われていて,海なのか雪原なのか,よくわからない。 日本中に,海に近い駅はいっぱいあるが, その海が凍る(正しくは,凍っているのではなく,アムール川の氷が 押し寄せている)のは,ここだけである。 |
|
当初の予定では,この観光列車でこの駅に来ようと思っていたが, 中国人旅行者に大人気で満員だったため,車でやってきた。 |
|
北浜駅のホームは,1面1線。 ホームの網走寄りに,展望台が立てられている。 右の写真は,展望台からの写真。 流氷に覆われたオホーツク海の向こうに, 斜里岳や知床連山が見える。 素晴らしい景色であるが,かなり寒い。 |
|
次の日,遠軽でレンタカーを返却し,石北線で札幌に向かう。 ちょうど,ピョンチャンオリンピックの時期,北見のカーリング娘や 上川町の高梨沙羅選手など,この沿線の女子が,日本を沸かせている。 |
|
旭川駅。 列車の最後部は,巻き上げる雪で真っ白だ。 |
|
旭川からは,特急ライラックに乗り換える。 | |
札幌で,地下鉄の乗り残し区間 東西線の琴似〜宮の沢間,東豊線の豊水すすきの〜福住間に乗る。 これで,北海道の鉄道は,JR,私鉄とも完全乗車となる。。 |