鉄道の世界
 鳴門線・牟岐線・阿佐海岸鉄道・  土佐くろしお鉄道  2012年11月18日(日)
 日程                                                          
   高速舞子バス停7:00(神姫バス)7:50ころ高速鳴門(徒歩15分)JR鳴門駅
   JR鳴門8:14(955D)8:31池谷8:41(315D)9:05徳島
   徳島9:51(むろと1号)10:59牟岐11:05(4539D)11:19海部
   海部11:28(5535D)11:39甲浦11:49(高知東部交通バス)13:37奈半利
   奈半利14:01(5837D)15:00後免16:20(南風20号)17:41岡山
   岡山17:49(のぞみ48)18:35新大阪 
   関西から徳島県東部へは,やはり淡路島経由の高速バスが便利である。
舞子から高速バスで50分,高速鳴門バス停に到着。
高速鳴門バス停は高台にある。
モノレールのようなものが,街とバス停を結んでいるが,鳴門駅とは方向が違うようだ。
写真に写っている道ではなく,右側にある急な階段をおりて,川に沿って15分ほど歩くと,鳴門駅に到着。
   鳴門駅
鳴門は数えきれないくらい通ったが,駅に来るのは初めて。
鳴門線は,乗ったことがない。
  撫養方から入線する鳴門線の列車。
2両連結のディーゼルカーである。
排気ガスの匂いが懐かしい。
  池谷駅
ここに来たのは,鉄道少年だった中2の春以来31年ぶり。
当時の国鉄はJRとなったが,
特徴のあるY字型のホームは覚えている。
あのころ,30年後の自分など想像してなかった。
30年後は,75才か。
   池谷で高徳線の普通に乗り換えて,徳島着。
立派な駅だ。
  9時51分発,牟岐線の特急「むろと」に乗り換える。
牟岐線(79.3キロ)も,全くの未乗。

阿南までは,平野。阿南からは山の中。
牟岐線が海に沿うところは,それほど多くない。
  1時間少し走って,10時59分。特急の終点の牟岐。
  牟岐からは,各駅停車(4539D)に乗り換える。
6分の待ち合わせで,11時05分発。
牟岐線の末端区間は,各駅停車しか走らない。
  各駅停車で4駅目。牟岐線の終点の海部。
徳島から,南へ80キロ。
  海部駅北側のこの構造物は,ちょっとした鉄道名所だ。
トンネルを掘った後に,造成で山を崩してしまい,トンネルだけが残った。
  JRはここで終わり。2駅先の甲浦(かんのうら)まで,第三セクターの阿佐海岸鉄道が走る。
11時26分発,各駅停車(5535D)。


   阿佐海岸鉄道の車両には,「みなでのらんけ」と書いてある。
みんなで乗って,残してほしい。
   阿佐海岸鉄道は短く,11分で終点。この間に県境を越え,高知県に入る。
甲浦の先で,南に延びてきたレールが終わる。
ここは,鉄道の世界では,さいはてのひとつ。
   終点,甲浦は高架上の駅である。
集落を見下ろす駅に,ぽつんと一両のディーゼルカーが停まっている。
   この先にレールはない。
室戸岬を回って,70キロ先にある奈半利まで,高知東部バスが結ぶ。
接続はよく,11時49分の発車。
   バスは,ひたすら海に沿って走る。左には,めくるめく太平洋が広がる。サーフィンのメッカとのこと。
   バスは普通の路線バスなので,「次は●●」でございます,とのアナウンスがひたすら流れる。誰も降りる人はいない。
   バスには,お遍路さんも乗ってくる。
鉄っちゃんも乗っている。
   2時間後,奈半利につく。
ここから先は,高知市まで鉄道がある。
「土佐くろしお鉄道」という第三セクターである。
奈半利駅は,商業施設併設で,こ綺麗だ。
   14時01分発の高知行き,2両連結。
外国人の観光客が乗ってくる。ずいぶんと辺鄙なところを回っているものだ。
   この線も,海沿いを走る。西日がきつい。
1時間後,土佐くろしお鉄道の終点の後免につく。

ここからは,JR土讃線の特急に乗り,岡山経由で大阪に帰る。
       本日の成果

鳴門線(鳴門ー池谷)           8.5キロ
牟岐線(徳島ー海部)          79.3キロ
阿佐海岸鉄道(海部ー甲浦)       8.5キロ
土佐くろしお鉄道(奈半利ー後免)    42.7キロ
 合  計                 139.0キロ

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