台風21号及びこのたびの北海道地震により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
台風21号の破壊力は凄まじいものでした。関西に暮らしていて、これほど台風が怖いと思ったことはありませんでした。予想をはるかに超える風の強さに、建物は揺れ、何度も窓ガラスが割れるかと震え上がりました。家の外では車が横転し、様々な物が空中を舞い、植樹は根元から大根のように引き抜かれ、まるで怪獣が暴れたかのようでした。
困ったのは停電です。夜になると、地域一帯が暗闇に。懐中電灯で夕飯を食べ、携帯の電池残量を気にしながらインターネットで情報収集するも、通信状態がいまひとつ。集合住宅のため水が出なくなり、蒸し暑くて汗だらけでもお風呂はもちろん、トイレも使えない。買い置きの「備蓄水」に手をつけた時は、この量では足りないと不安になりました。
幸い、当日夜遅くに電気が復旧したので、すぐ日常に戻ることができましたが、今なお停電が続いている地域の方々は、本当に不便な生活を強いられ、疲労困憊だと思います。1日も早い復興を祈念いたします。
そして6日未明の北海道の大地震。関西空港、新千歳空港と、国内の大空港が二つも閉鎖される事態を誰が想像できたでしょうか。暫くは余震の恐怖もあるでしょう。どうか、北海道の長い寒い冬が来る前に、被災地の復興が進みますよう心よりお祈りいたします。
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